更新日:2017年4月3日


中央区では、先天性風しん症候群の対策として、風しんの抗体検査と、抗体価が十分でない方に対しては予防接種に係る費用を助成しています。

▼先天性風しん症候群とは
妊婦、特に妊娠初期の方が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、先天性の障害(心臓病、白内障、聴力障害など)をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
予防接種を受けて免疫ができれば、妊婦さんは妊娠中に風しんにかかることを予防し(ただし、妊娠中は予防接種を受けられません)、妊婦以外の方は妊婦さんに風しんをうつすことを予防できます。
▼助成対象者
19歳以上の区内在住者で、風しんにかかったことがなく、風しんの予防接種や抗体検査をしたことがない以下の方

【抗体検査の対象】
(1)妊娠を予定または希望する女性と、その方と同居されている方
(2)妊婦さんの同居者

【予防接種の対象】
(1)上記、抗体検査の結果、風しん抗体価が十分でなかった方
(2)婦健診等で既に抗体価が十分でないことがわかっている方

※女性の方へ
予防接種後は2カ月間の避妊をお願いします。(接種後、体の中で弱められた風しんウイルスが増えるため、胎内の赤ちゃんに感染する可能性があります)
▼助成方法
①保健所・保健センターの窓口または郵送で『風しん抗体検査及び予防接種予診票兼助成金申請委任状交付申請書※』をご提出ください。ただし、上記各対象者の(2)の方は「母子健康手帳」の風しん抗体検査欄(抗体価の記載のある頁)の写しも必要です。

※『風しん抗体検査及び予防接種予診票兼助成金申請委任状交付申請書』は区のホームページからダウンロードできます。お手続き等の詳細はホームページをご覧ください。


②「風しん抗体検査及び予防接種予診票兼助成金申請委任状」を交付します。区内の指定医療機関で無料で検査を実施できます。
検査は血液検査で、結果がわかるまで1週間以上かかる場合があります。検査の結果、抗体価が十分でなかった場合等は、その医療機関で予防接種を受けることができます。

トップページ≫予防接種・実施医療機関より検索してください